小学生の男子に人気の習い事8選(2019年版)

小学生の6年間は神経の発達が著しい「ゴールデンエイジ」と呼ばれる時期です。この時期にさまざまな体験をすることで、運動能力やセンスを磨くことができると言われています。こうした能力を身に着けるのに有効なのが習い事です。運動系から勉強系、趣味系まで多種多様な習い事が提供されています。習い事で身に着けた能力は、子どもの将来につながる一生の宝物になるはずです。この記事では、小学生の男子に人気の習い事をピックアップしてご紹介します。

 

小学校で必修化!「プログラミング」

子どもたちにとって、スマートフォンやタブレットはとても身近な存在です。ゲームやSNSなどを通じてプログラミングに興味を持つ子どもも多いのではないでしょうか。身の回りを見渡してみても、家電製品や自動車など日々使うものにプログラミングが欠かせないものであることが分かります。今後、AIなど最新技術が普及すればプログラミングを知り、使いこなせる人材がより一層必要になってくるでしょう。

 

2020年に小学校で必修化されるプログラミングでは、コンピュータの基本操作とプログラミングを動かすための論理的思考を身につけることを目的としています。具体的な内容は各学校に委ねられている部分が多いため、実際にどのような授業を受けることになるのか不安に思う保護者もいるようです。また、タブレットやパソコンがすべての学校で1人に1台導入されているわけではなく、設備面の問題も指摘されています。

 

習い事のプログラミング教室では、より実践的で子どもたちがプログラミングの楽しさや魅力を実感できるカリキュラムが組まれています。例えば、自分で組み立てたロボットを自分で組んだプログラミングを使って動かすロボットプログラミングやパソコンを使って実際にゲームを作成するゲームプログラミングなどです。間違っていれば正しく動作しないため、どこが違うのかやどうすれば正しく動くのかを試行錯誤するうちに、自ら学ぶ力が付くと言われています。講師の知識や設備面も整っていることから、学校や自宅以上の学びを得ることが可能です。プログラミング教室は需要の高まりに伴って増えているため、子どもの興味に合った内容を選ぶと良いでしょう。

 

 

全身運動で基礎体力アップ「スイミング」

小学生男子の習い事として根強い人気を誇るのがスイミングです。道具を用いずに体ひとつで習得できるスイミングは、複雑な動作が苦手な低学年の子どもにも適しています。こうした理由もあり、体を動かすことが大好きな男の子にスポーツ系の習い事をさせたいと考えたときに第一の候補として挙げられることが多いようです。マタニティスイミングやベビースイミングのスクールが増え、スイミングが一生を通じて楽しめるスポーツだと捉えられていることも人気の一因となっています。

 

学校で行われる水泳の授業にスムーズに入ることができる点もスイミング教室に通うことの大きなメリットです。水泳の授業では、水慣れが必要な子どもから4泳法をマスターした子どもまでさまざまなレベルの子どもが混在しています。レベルに分けて指導が行われることが多いですが、限られた授業数と教員数で行うため、泳ぎをマスターするまでに至らないことが多いようです。また、水泳に苦手意識を持ったまま授業に参加してしまうことで、水泳の時間を苦痛に感じる子どももいます。こういった不安点をあらかじめ解消しておけるのもスイミングのメリットです。

 

スイミングは全身を使って行う運動なので、無理なく自然に基礎体力を上げることが可能です。速く泳ぐことはもちろんですが、長い時間泳ぎ続ける持久力や精神力も身につきます。一度身についた泳ぐ技能は忘れることがないため、小学生のうちに泳げるようになれば、大人になってからも趣味でスイミングを楽しむこともできます。こうした体作りや趣味としてのメリットのほかに、自然災害の多い日本では潜るや泳ぐといった技能を身に付けられる点も大きな魅力です。

 

グローバル社会に必須「英語・英会話」

グローバル化が進む現代、英語は世界共通語とも言える言語です。実は母語として話す人よりも第二言語として習得している人が多く、「英語が話せれば世界の人とコミュニケーションを取ることができる」というのは世界の共通認識になっています。一方で、親世代は「中学、高校で6年間英語を学んだのに苦手」という意識を持っている人が多いのではないでしょうか。英語を習い事として選ぶ背景には「子どもには英語に苦手意識を持ってほしくない」という親の考えもあるようです。

 

英語をはじめとした言語は幼いころから学ぶことでスムーズに身につけることができます。中には0歳児から学べる英語・英会話教室もあるため、「小学生からでは遅いのでは」と不安に思う人もいるかもしれません。しかし、英語に親しむことが目的の幼児英会話から一歩進んで、学習したことをしっかり身につけ、応用できるのが小学生からの英語・英会話教室です。小学校や中学校での英語の授業を見据えた対策が可能ですから、学校の授業が始まったときにつまづいてしまう心配も少なくなります。

 

さらに、大学受験に目を向けてみると、新しく始まる大学入学共通テストでは英語の4技能を身につけておくことが必要になってきます。4技能とは「読む」「書く」「聞く」「話す」です。小学生から始める英語は中学校、高校、大学の英語の土台になり、4技能を自然と身につけることにもつながると考えられています。英語・英会話教室は年齢別、習熟度別、個別、グループレッスンなどさまざまな形態で行われていますから、子どもに向いているスクールを選ぶと良いでしょう。

 

リズム感や協調性が身に付く「ダンス」

中学校の保健体育でダンスが必修化されたこともあり、ダンスを習う子どもが増えています。音楽を感じながら体全体をまんべんなく使ってさまざまな動きをするダンスには、単に踊りがうまくなること以上のメリットがあります。その1つがリズム感です。リズム感が良くなることでダンスだけでなく、音楽を演奏するときやスポーツで体を動かすときにもスムーズな動きができるようになります。また、ダンスを続けることで柔軟性が高まるため、ケガをしにくくなるのも魅力です。そのほかにも、体を素早く動かす敏捷性や仲間との協調性も身につきます。複数人でフォーメーションを変えながら踊ったり、複雑な振り付けを覚えたりするため、体だけでなく頭もフル回転させなければなりません。ダンスは心身のさまざまな能力を一度に伸ばすことができる習い事だといえるでしょう。

 

ダンスには女の子の習い事といったイメージがあるかもしれませんが、ヒップホップなどダンスのジャンルを選べば男の子もかっこよく楽しむことができます。発表会や地域のイベントで踊る機会もあり、物おじせずに堂々と人前で表現する習慣を身につけることが可能です。こうした習慣は将来学校で発表したり、会社でプレゼンをするときにも役立ちます。芸能界で活躍する男性のダンスボーカルユニットも多く、憧れからダンスを始めるケースも増えています。

 

団体スポーツの醍醐味を味わえる「サッカー・フットサル」

ボールを使った競技の中でも、サッカー・フットサルは低学年から始められるスポーツとして人気です。ボールを蹴るというシンプルな動作から始まるスポーツですが、体のさまざまな部位を使って自在にボールを操れるようになるには辛抱強く繰り返し練習する必要があります。リフティングなど個人でする練習も多い習い事です。こつこつと努力をした成果は目に見えて分かるので達成感を味わうことができ、自信を持つことができます。また、チームのメンバーと協力し合わなければ勝負に勝つことができないため、仲間の動きを見ながら正確なパスを出し、相手の動きの裏を読んでスペースに走るなど、レベルが上がれば上がるほど高度なチームプレーができるようになります。

 

試合や練習を繰り返す中で仲間との団結が深まるのもチームスポーツならではの魅力です。長い時間走り続ける持久力や短距離をダッシュする俊敏性が必要なため、走る能力を中心とした運動能力が高まります。年齢が上がってもクラブチームや部活動、趣味のサークルなどで長く続けることが可能です。サッカー・フットサル教室には、地域に密着したサッカーチームからサッカースクールまでさまざまな種類があり、保護者の負担やチーム編成、サッカー・フットサルをする目的などが異なることを考慮して選ぶと良いでしょう。

 

楽しみながら理科が好きになる「科学教室」

虫や宇宙、車やロボットなど男子が好きなものと科学は実はとても関係性が深いものです。そのため、男子にとって科学教室は勉強というよりも不思議なことを解き明かしてくれる楽しい習い事と言えるでしょう。科学教室では仮説を立てて実験を行い、結果からわかることを考察して発表するという流れが一般的です。一連のステップからは理科の知識だけでなく、洞察力や問題を発見する力、論理的思考力、プレゼンテーション能力などあらゆる場面で生かせる力を身に付けることができます。仲間の意見に同調するだけでなく、自分の意見をしっかりとまとめ、臆さず発表できるようになることが特徴です。また、実験で使う器具の扱いにも慣れることもできます。

 

小学校では3年生から理科の授業が始まるため、理科に対する苦手意識を抱くことがないようにと低学年から科学教室に通う子どももいます。教室によってクラス分けは異なりますが、いずれの教室でも低学年から高学年まで年齢や興味に応じてさまざまな体験をすることが可能です。一言で科学といってもその分野は幅広く、自然科学系や電子工作など取り組む内容が違うため、教室による特徴を確認して選ぶようにしましょう。

 

集中力や忍耐力が培われる「将棋」

将棋は男子に人気が高い習い事です。将棋のルールを知らない初心者から始めることができるほか、既に家族や友達と遊びで指していて、もっと強くなるために習うケースもあります。他の習い事が同年齢同士のつながりなのに対し、将棋は上達すれば年が離れた人とも対等に指すことができるのが特徴です。将棋のルールや指し方を習った後は、教室に通う仲間との対局を重ねてレベルアップを図ります。対局を重ねれば重ねるほど強くなったという実感を得ることができ、詰将棋や対局ソフトを用いてさらなる上達を目指すことも可能です。先を読む力や長い時間集中して考える力、忍耐力、記憶力などが養われ、こうした力が勉強にも役立つと考えられています。

 

また、対局マナーは礼儀作法を学ぶことにもつながります。プロ棋士の対局で「よろしくお願いします」「負けました」「ありがとうございました」と一礼するシーンを目にしたことがある方もいるかもしれませんが、将棋教室で行われる対局でもこうした対局マナーをしっかりと学ぶことができます。年齢を問わず一生楽しめる趣味ができるほか、極めればプロ棋士への道も開ける習い事です。

 

精神面を鍛え、礼儀正しくなる「空手」

空手は体力や精神面の強さだけでなく、礼儀作法が身に付くことから人気の習い事です。「突き」「止め」「蹴り」といった基本動作をしっかりと体に覚えこませ、実際に相手と組み合う「組み手」や型の美しさ、正確性を競う「型」を習います。空手教室は流派や団体によって内容が全く異なり、同じ組み手でも実際には当てずに直前で止めるものから、直接打撃を行うものまでさまざまです。「思い切り打ちあいたい」という子どもも「痛い思いはしたくない」という子どももそれぞれに適した流派を選んで上達を目指すことができます。どのように練習が行われているかを事前に親子で確認して教室を選ぶと良いでしょう。

 

空手教室では段位や級位によって帯の色が変わります。上の段や級を目指して励み、昇級・昇段試験に合格すれば帯の色として結果が出るため、子供のやる気を引き出しやすい習い事です。また、型の試合では姿勢の良さも重要な要素になることから、上達してくると腰回りがしっかりして、背筋が伸びて姿勢が良くなります。立ち姿がかっこよくなるのも空手を習うメリットの1つと言えるかもしれません。

 

男子に人気の習い事で小学生から能力を高めよう

小学生男子に人気の習い事は大きく分けてスポーツ系、勉強系、趣味系に分けられますが、どの習い事を選んでも一生役に立つような心身両方の能力を高めることが可能です。何を習わせようかと悩んだら、「学校の授業のため」「体力づくりのため」「子どもが好きなもの」など習い事をする目的を決めて選ぶと良いでしょう。教室を決定する前には、体験などを利用して実際のクラスの雰囲気を知っておくとスムーズに通うことができます。