小学生に人気の習い事10選(2019年版)

「やりたいことをやたせてあげたい!」とは思っても、子供によっては興味があることがなかなか見つからなかったりしますよね。それでも何か習い事を習わせたい、将来役立つような知識や技術を身につけてほしいと願うのは親として当然のことと言えます。そこで、ここでは今人気の小学生の習い事10選をご紹介します。自分の子供はどんなことが向いていて、どんなことに興味があり、どんなことなら長続きするのか、習い事を選ぶ際の参考にしてみてください。

 

英語・英会話

文部科学省では段階的に小学生の英語必修化を進めています。小学生の子供がいる家庭なら「うちの子もときどき学校で英語の授業がある」という方も少なくないはずです。そこで、人気が上がってきているのが英会話です。この先、子供たちが立ち向かうであろう受験勉強で有利な武器として使えるかもしれませんし、就職の際にも役立つかもしれません。そして、何と言ってもいろんな国の人と言葉の壁なく話せるというのは素敵でしょう。

 

英会話教室といっても、ネイティブの外国人が教えてくれる教室や日本人の先生が文法なども一緒に教えてくれる教室などいろいろな教室があります。また、数人の児童をいっぺんに教えるグループ授業なのか、マンツーマンで教えてくれる個人授業なのかでも違い、それによってかかる費用も変わってきます。平均予算はだいたい月5千円〜1万円前後です。そのほか、教材代なども教室によって大きな幅がありますから、子供の個性と予算なども考慮して選ぶと良いでしょう。

 

スイミング・水泳

昔から習い事の人気ランキングに必ずといっていいほど入ってくるのがスイミングです。体力がつく、水泳の授業で困らない、喘息の症状が軽くなるなどの理由で始める子供が多く、ここ数年はベビースイミングなども人気があるため、赤ちゃんの頃から習っているという子供も少なくありません。スイミングは用意するものは水着とゴーグルくらいで、初期費用が少ないというのも人気がある理由の一つです。また、体験入学なども実施されていて、入会しなくてもお試しで参加できる教室もたくさんあります。

 

スポーツ系の習い事はいろいろありますが、同じスポーツ系の習い事の中でも野球やサッカーのように泥汚れの洗濯物が出ないというのも、親にとっては大きな魅力ではないでしょうか。平均予算は月6千円〜7千円の教室が多いようです。月謝以外に、検定代やスクールバスなどがある場合はそのバス代などがかかってくることもあります。低学年の場合には付き添いが必要な場合が多いですが、ほとんどの教室が室内プールですので、屋外で行われる野球やサッカーと比べてレッスンを見学する親の負担が小さいのもメリットと言えるかもしれません。

 

ダンス

ダンスといってもバレエ、ヒップホップ、ジャズダンス、社交ダンス、チアダンスなどいろいろな種類があります。その中でも、ここ数年で人気が上がってきたのがヒップホップダンスです。その理由として最も大きいのは、中学校でヒップホップダンスが必修になったことでしょう。ダンスを習うとリズム感が養われたり、体幹が鍛えられるなどのメリットがあります。また、音楽に合わせて踊るという行為がストレス解消になることもあるでしょう。そのため、子供に通いたいとねだられて通い始めるというケースも少なくないようです。ただ、そういうことが好きではない子供にとっては、人前で歌って踊るなんてストレスでしかないという状況に陥ってしまうこともあるので気をつけましょう。

 

平均予算はダンスの種類によっても違ってきますが、月6千円〜1万円前後の教室が多いです。バレエなどと違ってヒップホップは衣装代があまりかからない印象がありますが、ダンス教室は最低でも年に1回は発表会などを行う教室がほとんどです。その際には会場代を折半したり、先生への謝礼など何かと費用がかかる場合があるということを覚えてきましょう。

 

野球

小学生の習い事としての野球は、大きく2つに分けることができます。一つは地域の父兄などがボランディアで監督などをやっている軟式の少年野球チーム、もう一つはリトルリーグと呼ばれる硬式の少年野球チームです。地域で行っている軟式野球チームの多くは、土・日・祝日などに地域の小学校のグラウンドなどを借りて活動しています。月謝も千円前後からと安めなところが多く、その目的はスポーツを通して健全な青少年を育成するというものが多いです。

 

一方、リトルリーグは試合に勝つことやプロ野球選手や実業団野球チームなどの道に進むことを目的としている場合が多いため、月謝も2千円〜1万円前後と高めに設定されていて、チームによって大きく幅があるのが特徴です。また、ボランティアで成り立っている地域の少年野球チームは月謝は安めですが、遠征や試合などの活動の際に母親だけでなく、父親までもお手伝いなどで駆り出されるケースもあります。対して、リトルリーグは遠征や試合数などが多いため、費用以外に時間的な負担が大きくなることが多いです。

 

サッカー

サッカーも野球と同様に2種類に分けることができます。一つは地域で行っているサッカー教室やサッカースクールと呼ばれるもので、もう一つはクラブチームです。その目的もサッカー教室は健全な青少年育成を謳っているチームが多く、公式戦には出場しないと決めているチームもあります。そのため、月謝も千円前後と低めに設定されており、毎週末に地域のグラウンドで練習するだけというチームが多いようです。一方、クラブチームは専属のコーチなどが実践的な技術を指導し、公式戦にも参加するので月謝も5千円〜7千円前後と高くなってきます。

 

また、親の負担に関しても野球と同じで、サッカー教室の方がボランティアでお手伝いに駆り出されたりすることが多いようです。対して、クラブチームは入会金や月謝などは高めですが、親は一切手伝わないで欲しいというチームも中にはあります。子供と一緒に楽しく参加したいのか、とにかく強くなって欲しいのか、それによってどんなチームに所属させるべきか変わってくるのではないでしょうか。

 

ピアノ

ピアノは音感が良くなる、心が豊かになる、年を取っても続けられるなどの理由からいつの時代も人気の高い習い事です。昔は女の子の習い事として人気だったピアノですが、最近は男の子の習い事としても人気があるようです。自分が子供の頃にやっていたから、ぜひ自分の子供にも習わせたいと思っている人も多いのではないでしょうか。親自身が子供の頃からやっていて、家にピアノがあれば初期費用はほとんどかかりません。また、最近はピアノの感触により近い電子ピアノも低価格で販売されているので、防音対策がされていないマンションなどに住んでいても、習わせることができます。

 

平均予算は月4千円〜1万円前後で、年齢や教則本の内容によって月謝も上がっていく場合がほとんどです。また、グループでのレッスンなのか、個人レッスンなのかによっても月謝は変わってきます。そのほか、年に1〜2回発表会を行う教室が多く、その際には衣装代や会場代、先生への謝礼などの予算がかかることもあるようです。

 

プログラミング教室

2020年に全国の小学校でプログラミング教育が必修になります。それを受けて、プログラミング教室の人気も上がってきています。しかし、「そもそもプログラミングって何?」と思っている人も多いのではないでしょうか。プログラミング教室ではコンピューターなどの基本的な使い方を学び、そのコンピューターを動かすための考え方を学びます。そのため、論理的な思考力を身につけることができると言われているのです。具体的にはiPadの操作方法を学んだり、ロボットを作ってみたり、そのロボットをコンピューターで動かしてみたりと、特に低学年向けの教室では大人からすると遊んでるようにしか見えない作業をしていることもあるかもしれません。

 

このように、プログラミング教室は楽しみながら学ぶ教室が多いのも特徴で、習い事というよりも遊びの延長で通っているうちに自然と思考力や想像力が上昇していく子供も多いようです。平均予算は4千円〜1万5千円前後と幅がありますが、無料で1日だけのワークショップを開催している団体などもあるので、試しに利用してみるのも良いでしょう。

 

書道

書道は昔からある習い事のひとつですが、昨今また見直され、人気が高まっている習い事のひとつでもあります。その理由として、字が上手く書けるようになるだけでなく、姿勢が良くなる、集中力がつく、我慢強くなる、国語力がアップするなど書道を習うとさまざまなメリットが得られるからです。書道といえば、畳の上で正座で書くというイメージを抱く人が多いですが、最近は椅子とテーブルで教えてくれる教室もあるので、そのような教室を選べば正座が苦手な子供でも安心して通うことができます。いわゆる「道」である書道を学ばせたい、正座で長い時間じっとしていることも学ばせたいと思うなら、正座で教えてくれる教室もあるので子供に合わせて選びましょう。

 

初期費用は書道の道具一式、半紙などは購入しなければなりません。また、教室によっては入会金などが必要になる場合もあります。平均予算は月6千円〜8千円程度で、そのほかに検定料や展覧会への出展料などがかかることもあるようです。

 

そろばん

そろばんも昔からある習い事ですが、近年また見直されてきているようです。通常、人は計算などの理論的なことを考えているときは左脳を使うのですが、そろばんを使っているときは右脳も使っていると言われています。そのため、そろばんを習うと計算力や暗算力だけでなく、集中力や記憶力、直感力までもが伸びるとされているのです。また、指先も使うため、脳全体も活性化されます。そのような理由から、最近では大人の習い事としてもそろばんは人気です。

 

珠算能力検定などがあるのも特徴で、自分が今どの程度のレベルなのか明確にわかるシステムが子供のモチベーションを保つのに良いという親も多いようです。また、そろばんの検定はある程度のレベル以上になれば、内申書や履歴書などにも書くことができ、進学や就職などに有利に働くこともあるので、子供の将来のことを考えて習わせている親も少なくありません。多くの教室が週2〜3回通えて、平均予算は月6千円〜1万円くらいです。最初に揃えるものもそろばんや教材だけ買い揃えれば良い場合が多く、費用負担が少ないのも大きな特徴のひとつです。

 

柔道・剣道・空手など

昔から習い事として人気の武道と言えば剣道や柔道が定番でしたが、ここ数年は空手やレスリング、ボクシングなどの格闘技全般の人気が上がってきているようです。すべてに共通するのは上下関係や行儀などに厳しく、礼儀や礼節などを学べるというところが大きいようで、強くなることよりもそういった面を期待して習わせている親が多いようです。もちろん、体を鍛えることもできますし、運動不足の解消、ケガをしにくい体になるなどの効果も期待できます。

 

柔道や剣道に関しては、地域の警察署や機動隊などが小・中学生向けにボランティアで道場を開いている場合もあるため、初期費用もあまりかからず、気軽に始められるという特徴があります。また、自治体のスポーツセンターなどで地域の有志がボランティアで教えている教室などもあります。空手やレスリングなど、そのほかの格闘技も小学生から通える教室が増えています。ボランティアでやっている道場ならば、平均予算は月千円〜2千円前後です。そのほか、試合の参加料や遠征費などがかかる場合もあります。また、ボランティアですからお手伝いなどを頼まれることもあり、親の労働負担が増えることもあります。民間の道場の場合は、平均予算は月6千円〜1万円程度です。必要な用具は競技によって違いますが、剣道ならば道着から防具まで一式揃えて5万円前後、柔道や空手ならば道着のみ5千円程度で始めることができます。

 

子供の習い事は親子で探そう

文化系、スポーツ系、音楽系などさまざまな習い事がありますが、どの習い事にも共通しているのは子供自身がその習い事と真剣に向き合って本気で取り組むことで、初めて何かがその子の身につくということです。集中力も忍耐力も記憶力も、子供の気持ちを無視して親が無理やりやらせているだけでは何一つ身につかないでしょう。ここに挙げた習い事はほんの一例ですが、この記事を参考に子供と話し合ってみましょう。そして、我が子にぴったりの習い事を一緒に探してみてください。